腎臓内科に関する情報
腎臓内科
健診で蛋白尿、血尿、腎機能低下を指摘された、かかりつけ医より腎臓専門医を受診するように勧められた、というときにご相談ください。
蛋白尿/血尿/腎機能低下をきたす腎臓の病気は何かを調べ、治療方針を説明します。受診された日は、問診・診察・当日の尿検査の結果から、その後に必要な検査を計画します。血液検査、24時間の蓄尿検査、腎臓エコー、必要時にはCT検査などを行います。
腎臓疾患診療内容
腎炎(急性・慢性)・ネフローゼ・慢性腎不全・妊娠腎(妊娠中に蛋白尿高血圧浮腫を指摘された人、妊娠中毒症)・糖尿病性腎症・高血圧・蛋白尿、血尿・その他尿路系疾患
当院腎臓内科の特色
- 常勤の腎臓専門医が毎日外来を担当しています。
- 慢性腎臓病(CKD)の腎機能評価及び教育目的の入院を受け付けております(1~2 週間)。
- 腎臓病初期の蛋白尿/血尿から透析まで(CKD ステージ1~5)の一連の治療を行っています。
※腎生検は実施しておりません。必要と判断した場合は検査可能な病院をご紹介します。 - 難病医療費助成制度における指定医療機関です。多発性嚢胞腎に対する新しい治療薬(トルバプタン;サムスカ)を適応する方に処方できます。
- 管理栄養士が栄養指導します。予約されなくても外来の待ち時間に指導可能です。
CKD とは?
「尿蛋白などの尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らか」もしくは
「GFR(糸球体濾過量)60ml/min/1.73㎡ 未満の腎機能低下」が3ヶ月以上持続するものをいいます。
透析患者さんが30万人を超え、その原因の第1位である糖尿病性腎症が増加していることから、慢性腎臓病対策が重要な課題となっています。
腎臓病教育入院
毎日、体重や血圧、糖尿病の方は血糖をチェックします。
実際に腎臓病食を召し上がっていただいて、管理栄養士が栄養指導致します。薬剤師は、治療に大切な薬剤や腎臓病のときに注意が必要な薬剤について説明致します。蓄尿検査を行い、血液検査と合せて医師が総合的に診断し、これからの治療方針を説明します。
外来の限られた時間ではご理解いただくことが難しい場合があります。入院されると、時間をかけて各部門の視点から患者さんにより良い情報提供ができますので、病気に対する理解が深まります。