はまゆう会概要
名誉会長挨拶
名誉会長 市丸 喜一郎
私共は人に信頼される安全な医療、人に優しいぬくもりのある医療、働き甲斐のある感動を伴った医療を理念として、医療法人財団はまゆう会を創設、はまゆう会王子病院と、はまゆう会新王子病院 東棟を運営し、さらに同法人を母体として発足した社会福祉法人久岐の海会ケアハウスあいおいを併設しています。
昭和51年開設の黒崎クリニック以来、一貫した慢性腎不全(血液透析)医療に加えて、平成12年より始めた循環器リハビリテーションを含む総合リハビリテーション、通所リハビリテーション、居宅介護支援事業所の開設とケアハウスの併設は、介護から生活支援へと健康増進の幅を広げてきました。
今回の医療法人財団はまゆう会諸施設統合は安全,調和,信頼をモットーに、わかり易い病診連携、働き甲斐のあるスムースな施設運営、社会情勢や医療環境を見据えた無理のない資金調達、自然災害に充分配慮した(免震構造、透析を充分にまかなえる非常用発電機、非常時の用水確保)安全で快適な医療環境を心掛けました。
はまゆう会新王子病院(北九州市八幡西区鉄王2丁目20番1号)は病床数41床、同時透析126と最新医療機器を備え、新王子病院 東棟は無床診療所として従来通りリハビリテーションと透析医療を行うとともに、福利厚生施設を充実させ地域社会にとって調和のとれた施設として平成26年5月1日より診療を開始しました。
尚、平成26年1月28日に安全確保のため両施設を繋ぐ空中廊下設置の許可をいただき、平成27年8月1日より名実ともに充実した統合施設として医療法人財団はまゆう会新王子病院が発足しました。
社会情勢が刻々と変化するなか、健康維持、福祉、医療、介護のあり方は福祉と医療に対する国民の考え方や価値観を変えると共に、働く人々の意義を大きく変えつつあります。ことに医療の現場では情報の開示が求められ、優しい思い遣りに溢れた、公正でしかも安全かつ有効性に富んだ患者様中心の医療への取り組みが問われています。
私共は社会的責任の基本認識のもと、はまゆう会の理念に沿った医療と介護支援の環境創りにつとめます。
はまゆう会 概要
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はまゆう会 沿革
昭和51年(1976年) 4月 | 黒崎クリニック(北九州市八幡西区筒井町)開設。 (院長 市丸喜一郎 無床診療所 透析台数16台) 身体障害者福祉法指定医療機関、生活保護法指定医療機関 |
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昭和53年(1978年) 8月 | 腎友会より雑文集発刊 |
昭和55年(1980年) 9月 | 地域医療により多く貢献したいとの願いのもとに現在地(北九州市八幡西区東王子町)に移転、有床診療所(病床19床)開設。 内科・外科・腎臓外来を併せて診療開始。(透析台数50台) 結核予防指定機関 |
昭和59年(1984年) 12月 | 雑文集20号記念として、小冊子「すみれぐさ」発刊 |
昭和60年(1985年) 4月 | CAPD療法開始。 |
昭和62年(1987年) 9月 | 本館4階増築。(透析台数100台) 病棟リニューアル。 |
昭和63年(1988年) 5月 | 同地にて王子病院を開設。(院長 市丸 喜一郎 病室26床) |
平成元年(1989年) 2月 | 医療法人財団はまゆう会設立。医療法人財団はまゆう会王子病院開設。(理事長 市丸 喜一郎) |
同年11月 | 基準給食・基準寝具・施設基準承認 法人設立に伴い、雑文集の名称が「はまゆう」となる。 |
平成2年(1990年) 2月 | 基準看護1類 承認。 |
同年9月 | 管理棟増築。 |
同年10月 | 基準看護特1類 承認。 |
平成3年(1991年) 3月 | 患者情報管理システムPIS(patient information system)構築。(LAN接続PC12台) |
同年4月 | 日本透析医学会認定施設(名称変更) |
平成5年(1993年) 8月 | 医療法人財団はまゆう会王子病院(院長 田中 孝夫) |
同年10月 | 基準看護特2類 承認。 特別管理給食 施設基準承認。 |
平成6年(1994年) 5月 | 医師宿舎 2棟新築。 |
平成7年(1995年) 2月 | 労災保険指定医療機関 |
同年4月 | ロビー・外来 リニューアル。 |
同年8月 | 青山研修所設立。 |
平成8年(1996年) 11月 | 開設20周年。記念事業として「感謝の集い」、「患者・職員合同運動会」を開催。 雑文集「はまゆう」の20周年記念号を発刊。 |
平成10年(1998年) 10月 | はまゆう会王子病院、駐車場整備拡充。(73台収容可能) 社会福祉法人久岐の海会ケアハウスあいおい設立認可。 |
平成12年(2000年) 2月 | 医療法人財団はまゆう会相生リハビリテーションクリニック開設 (北九州市八幡西区鉄王一丁目 院長 緒方 甫) 社会福祉法人久岐の海会ケアハウスあいおい併設。 (理事長 市丸 喜一郎) |
同年6月 | はまゆう会相生リハビリテーションクリニック、通所リハビリテーション開設。 |
平成13年(2001年) 2月 | はまゆう会王子病院、ごみの資源化、減量化への取り組みが評価され北九州市長より感謝状を受ける。 |
同年3月 | はまゆう会王子病院にヘリカルCT設置。 はまゆう会相生リハビリテーションクリニック (院長 副島 正典) 居宅介護支援事業所認可 (総括室次長 末次 顕宰) |
平成15年(2003年) 11月 | はまゆう会相生リハビリテーションクリニック在宅介護支援総括室開設。(総括室室長 梶原 敏夫) ・訪問看護ステーションあいおい (看護師長 岩崎 順子) ・訪問リハビリテーション (主任 安藤 寿昭) ・通所リハビリテーション増設 4単位 (技士長 太田 直吉) |
同年12月 | 相生リハビリテーションクリニック増築。(増築延床面積640.32㎡) |
平成16年(2004年) 8月 | はまゆう会王子病院 病棟リニューアル。 病床分類(一般病床) |
平成17年(2005年) 1月 | はまゆう会王子病院 4Fロビー改装、談話室設置。 |
同年8月 | はまゆう会王子病院 1F外来、4Fロビー改装。 |
同年11月 | はまゆう会王子病院 1F外来に、第3診察室設置。 |
平成18年(2006年) 4月 | はまゆう会相生リハビリテーションクリニック (センター長 西島 博満) はまゆう会相生リハビリテーションクリニック在宅介護支援総括室 (総括室室長 末次 顕宰) |
同年6月 | はまゆう会王子病院 診療棟外壁改装。 |
同年8月 | はまゆう会相生リハビリテーションクリニック ISO9001認証を取得。 |
同年11月 | 雑文集「はまゆう」の30周年記念集を発刊。 |
平成19年(2007年) 3月 | 「はまゆう会、久岐の海会合同大運動会」を穴生ドームで開催。 |
同年3月 | はまゆう会王子病院 財団法人日本医療機能評価機構より 病院機能評価(Ver5.0)の認定取得。 |
平成20年(2008年) 3月 | はまゆう会王子病院 「北九州市ワーク・ライフ・バランス 表彰」の「企業・団体」部門で第1回目の市長賞受賞 |
同年7月 | 訪問看護ステーション閉鎖 |
同年11月 | はまゆう会福利厚生施設「はまゆう倶楽部」完成 はまゆう会王子病院、「福岡県子育て応援宣言」登録 透析患者さんの語りの会 発足 |
平成21年(2009年) 6月 | はまゆう会創立20周年記念式典開催 ●前夜祭:門司港ホテル ●記念式典:相生リハビリテーションクリニック 雑文集「はまゆう」医療法人財団はまゆう会創立20周年記念誌発刊 |
平成22年(2010年) 4月 | はまゆう会相生リハビリテーションクリニック (パーキンソン病療育センター長 井上 尚英) |
同年6月 | はまゆう会相生リハビリテーションクリニック (センター長 牧野 健一郎) 第21回サイコネフロロジー研究会にて第2回野原記念賞最優秀賞を受賞する |
平成23年(2011年) 3月 | 東日本大震災発生に伴い職員による義援金募金を始める。又、はまゆう会としても義援金を送ることを決定する |
同年5月 | 医療法人財団はまゆう会 腎友会設立35周年記念総会が開催される |
同年6月 | はまゆう会王子病院にて元九州厚生年金病院副院長 瀬瀬 顯先生によりシャント外来が始まる |
同年6月 | 北九州市社会福祉協議会より東日本大震災 災害ボランティアとして看護部クラーク市村典子が被災地へ派遣される |
平成24年(2012年) 3月 | 病院機能評価認定(ver6.0)更新 医療法人財団はまゆう会諸施設統合計画発足 |
同年8月 | 北九州市八幡西区鉄王2丁目20番1号(2,637坪)を(株)新日本製鐵より譲渡買収 |
平成25年(2013年) 2月 | 新王子病院新築並びに相生リハビリテーションクリニック改修工事の地鎮祭 [(株)メドックス 設計監理、(株)奥村組 施工] |
平成26年(2014年) 1月 | 新王子病院と相生リハビリテーションクリニックを繋げる空中廊下設置の許可 (北九州市建築指導課) |
同年5月 | 医療法人財団はまゆう会新王子病院開設 (病床数41、同時透析126、院長 田中 孝夫) 医療法人財団はまゆう会相生リハビリテーションクリニック (無床診療所、院長 西島 博満) |
同年7月 | 医療法人財団はまゆう会青山研修所廃止 医療法人財団はまゆう会はまゆう倶楽部廃止 |
同年10月 | はまゆう会会長 市丸 喜一郎 就任 (理事長退任) はまゆう会理事長 田中 孝夫 就任 (院長退任) 新王子病院院長 筬島 明彦 就任 (副院長退任) |
平成27年(2015年) 6月 | 新王子病院と相生リハビリテーションクリニックを繋ぐ上空通路 (はまゆうブリッジ)竣工 |
同年7月 | 医療法人財団はまゆう会 相生リハビリテーションクリニック廃止 |
同年8月 | 医療法人財団はまゆう会 相生リハビリテーションクリニックを 東棟として新王子病院に統合 |
平成29年(2017年) 3月 | 病院機能評価認定(3rdG Ver1.1) 更新 |
同年5月 | 居宅介護支援事業所閉鎖 |
平成30年(2018年) 6月 | はまゆう会創立30周年記念式典開催 式典会場:東棟1Fリハビリ室 |
同年6月 | 浜風に吹かれたハマユウの花たち 透析患者さんの喪失と再生の物語 医療法人財団はまゆう会「語りの会」編 2018年6月24日 第1刷発行 |
令和元年(2019年) 8月 | はまゆう会理事長 多治見 司 就任 |
令和2年(2020年) 8月 | 電子カルテ導入 |
令和4年(2022年) 9月 | 病院機能評価認定(3rdG Ver2.0) 更新 |
令和6年(2024年) 3月 | はまゆう会名誉会長 市丸 喜一郎 就任 (会長退任) |