当院における新型コロナウイルス感染症の現状について
新型コロナウイルスの院内感染状況について、6月9日時点での状況を報告します。
これまでに、通院透析患者さん4名、それに関与した職員2名がPCR検査陽性となり、他の医療施設にて
入院加療中です。現時点でも全員に感染による症状はなく、近日中に検査陰性を確認後に退院される
予定との報告を受けております。
また、濃厚接触者や発熱などの症状がある患者さんと職員等、少しでも感染の可能性のあるおよそ
70名に対して、PCR検査を実施しましたが、上記6名以外はすべて陰性でした。
さらに当初陰性であっても微熱など症状が持続している例については2度目の検査を実施しておりますが、
これもすべて陰性でした。
当院は主に慢性腎不全患者さんの維持透析を行っており、感染発生後もこれを止めることはできず、
細心の注意を払いながら継続していますが、各方面のご指導、ご協力を得て、上記のように現時点では
何とか感染拡大を抑制出来つつあるのではないかと推察しています。ただし、当面の間は、院内外の
あらゆる機会に感染の可能性があるものと考え、必要十分な感染防護策の実施、患者さん、職員の
健康観察を継続してゆく所存です。
希望的予測ですが、このままの状況が続けば、6月下旬以降に従来通りの診療が開始できるのでは
ないかと期待し、努力したいと存じますので、なお一層のご理解、ご協力をお願い申しあげます。
尚、多くの方々から、励ましのお言葉や、お心遣いを頂きました。改めて御礼申し上げます。
院長
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